真空パッドを取り付ける 真空パッドブラケット

2021年01月29日

キーワード:

パッド

吸着パット

真空パット

真空パッドブラケットとは

産業用ロボット(スカラロボット、パラレルリンクロボット、多関節ロボット)、エアシリンダ用に使用する真空パッドブラケットとは、ロボットやシリンダと真空パッド(バキュームパッド)をつなぐための取り付け金具です。真空パッドホルダーや吸着パッドホルダー、吸着パッドブラケットとも呼ばれ、産業用ロボットの導入時に必要不可欠な部品となります。真空パッドブラケットと取り付けねじを使用し、食品、半導体ウエハ、液晶、ガラスなどの搬送ロボットに使用する真空パッドを適切な位置で固定します。搬送スピードを重視する場合、薄い板厚かつ軽量の真空パッドブラケットが適しています。また、搬送物(ワーク)の重量や形状などの条件により、最適な剛性のブラケットを選ぶ必要があります。

真空パッドブラケットとは

真空パッドブラケットの特長 真空パッドブラケットを標準化して主要メーカーの産業用ロボットに適合

岩田製作所では、様々なメーカーの産業用ロボットに対応できるよう、真空パッドブラケットを規格品として製造、販売しています。当社の真空パッドブラケットは、エプソン社、オムロン社、川崎重工業社、ファナック社、不二越社、三菱電機社、安川電機社、ヤマハ社などの多関節ロボット、パラレルリンクロボット、スカラロボットに対応しています。スカラロボット用のブラケットは、簡単に締め付けができるクサビ構造のタイプもご用意しています。軽量なアルミや耐食性に優れたステンレス(SUS304)などの材質を使用しており、お客様のニーズに合わせた豊富なバリエーションの真空パッドブラケットを提供できることが当社の強みです。なお、規格外の特注品の製作も1個から承ります。

真空パッドブラケットの選定方法

真空パッドブラケットは、使用する産業用ロボットの型番を確認し、搬送物(ワーク)の重さや形状などを考慮して選定します。搬送物の形状や搬送距離をもとに、真空パッドブラケットで真空パッドを取り付けるねじ穴の配置や固定方法を決定します。産業用ロボットを生産ラインに導入する場合は、適切な真空パッドブラケットを判断するために動作テストを実施することがあります。岩田製作所では、お手頃な価格で様々なサイズや形状の真空パッドブラケットをご用意しています。産業用ロボットの動作テスト用ブラケットをお探しの方もお気軽にお問い合わせください。

真空パッドブラケットの特注対応

岩田製作所では、標準品の真空パッドブラケットなら、16時までにご注文いただければ当日出荷いたします。特注品もニーズに合わせて1個から短納期でご提供が可能です。当社webサイトから2D・3D CADデータがダウンロードできるため、真空パッドブラケットの選定や設計時に必要な場合はご活用ください。また、材料証明書、検査成績書、非該当証明書、RoHS2指令、Reachなどの環境物質調査など各種証明書の発行も承ります。

PAGE TOP